公共施設
原阿佐緒記念館

原阿佐緒記念館は、仙台に隣接する大和町宮床の美しい七ツ森の麓にひっそりと建っています。この記念館は、アララギ派の歌人原阿佐緒の生家を保存・再利用した建築です。明治16年に建てられたと推定される擬洋風建築を展示室として改修し、一部に水廻りとロビー等を増築。歌人原阿佐緒の資料を展示する記念館としてよみがえらせたものです。玄関前には、当初から存在したと推定されるむくり破風をつけたポーチ庇を再現しました。既存部分は住居として使用されていましたが、特に土台や床組み、柱脚などはかなり朽ちた状態であったため取り替えざるを得なかったが、できる限り既存の材料を生かす方向で修復は行われました。
既存と増築部分との間に設けられたトップライトの下には、阿佐緒が歌に詠んだ花々を漉き込んだ和紙をあしらったり、庭にはそれらの花を植えたり、アプローチには花や葉の形をレリーフするなど、阿佐緒を思い起こさせるものを取り込んでいます。







